01 / 08
1台の中から外へ
ここまでの12章は、全部1台の機械の中の話だったね。
ファイル・権限・プロセス・スクリプト・時刻・記録ここから残りのレッスンは、機械と機械のあいだの話だよ。
最初にやることは、住所の確かめ方。
~ $ ip addr1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 … inet 127.0.0.1/8 scope host loこの 127.0.0.1 があなたの住所だよ。
正直に言っておくことがあるんだ。
> この Linux は外のインターネットにつながっていない
ブラウザの中で動いているので、外に出るには別の中継役が必要で、この教材はそれを持っていないんだ。
ping 127.0.0.1 返ってくる(自分自身)ping 8.8.8.8 返ってこない(外のサーバー)壊れているのではなく、そういう作りにしてあるんだよ。
でも、それでも学べることがたくさんあるんだ。
住所の読み方(127.0.0.1/8 の /8 は何?)名前と住所の対応(/etc/hosts)道があるかどうか(ip route)つながらないときの切り分けとくに最後が大事だよ。現場で「つながりません」と言われたとき、どこまでは大丈夫でどこから駄目かを切り分けられる人は強いんだ。この回でその読み方を覚えよう。
そしてこの章の最後には、この1台の中に自分で Web サーバーを立てて、自分でつなぐところまでいくよ。外に出なくても、ネットワークの仕組みは体験できるんだ。