Fulfledge について

「PC がなくても、プログラミングは始められる」を当たり前にするために作っている学習アプリです。

何を目指しているか

プログラミングを学びはじめるときの壁は、たいてい文法ではありません。開発環境を用意すること、 そして机に向かうまとまった時間を確保することです。この2つがそろわないまま、 「やってみたい」が消えていくのを何度も見てきました。

Fulfledge は、その2つを最初から要求しません。インストールも設定も不要で、 スマートフォンのブラウザを開けばすぐにコードを書いて動かせます。通勤電車の10分、 寝る前の5分といった細切れの時間が、そのまま学習の時間になります。

どう学ぶか

1つのレッスンは「読む」で終わりません。短いスライドで概念を1つだけ受け取ったら、 すぐに自分の手でコードを書きます。書いたコードはその場で動き、 まちがえていればエラーがそのまま表示されます。

  • インプット — スライド数枚で、扱う概念は1つだけ
  • アウトプット1 — 書き方をなぞる基礎問題
  • アウトプット2 — 自分で考えて書く練習問題

エラーメッセージは日本語に言いかえたりせず、ブラウザが出したそのままの形で見せています。 実際の開発で出会うのはこのメッセージなので、早いうちから読めるようになってほしいからです。

いま学べること

現在は 8 コース・355 レッスン・4561 問を公開しています。

  • JavaScript — プログラミングの考え方を身につける
  • Python — 記号の少ない書き方で、プログラミングの考え方を身につける
  • TypeScript — JavaScript に型を足して、動かす前にまちがいを見つける
  • HTML & CSS — Webページの見た目をつくる
  • SQL — データベースをあやつる
  • ITの基礎知識 — コードの下で何が起きているかを、基本情報の過去問で確かめる
  • Webアプリのしくみ — ブラウザとサーバのあいだで、何が行き来しているのかを読む
  • コマンドライン — ブラウザの中の本物の Linux に打って、ファイルの居場所を掴む

答え合わせのないプレイグラウンドもあります。 レッスンで覚えた書き方を試したり、わざとエラーを出して読み方に慣れたりする場所です。

学びの道すじ

目指しているのは、就職活動で見せられるポートフォリオを自分の手で作れるようになることです。 そこまでの道のりを、次の順に用意していきます。

  • JavaScript または Python でプログラミングの考え方を身につける
  • TypeScript で、型のある書き方を覚える(できる人はチャレンジ)
  • HTML と CSS で見た目のつくり方を覚える
  • TODO アプリを自分のパソコンで作ってみる
  • SQL でデータの扱い方を学ぶ
  • IT の基礎知識を、基本情報技術者試験の過去問で確かめる(できる人はチャレンジ)
  • TODO アプリにデータベースを組み込み、サーバーとクライアントを知る
  • コマンドラインで、Linux のファイルと権限の扱いを覚える
  • Git で、変更の記録と共同開発のやり方を覚える
  • フレームワークを使って、ポートフォリオを作りあげる

「できる人はチャレンジ」と書いた単元は必修ではありません。飛ばして次へ進んでも、 あとから戻ってきてもかまいません。TypeScript は、現場の JavaScript が実質 TypeScript に なっているので、フレームワークに入る前には通っておきたい単元です。

前半はアプリの中だけで完結します。後半は自分のパソコンでの開発に移っていきます。 Fulfledge は入口であって、ここで終わる場所ではありません。

大切にしていること

  • 読む時間より書く時間を長く — 説明を増やすより、手を動かす回数を増やします。
  • 1レッスン1概念 — 「できた・できない」が自分で分かる大きさに刻みます。
  • まちがいも教材 — エラーも不正解も隠さず見せ、ヒントで自分で解けるところまで導きます。
  • スマホが主役 — すべての画面と操作を、スマホの縦画面を基準に設計しています。
  • 教材はすべて書き下ろし — 文章もコード例も、他の教材からの引き写しはしていません。

運営者

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