CHAPTER 1 · 3 LESSONS · 39 問

ネットワーク

ブラウザのアドレス欄からサーバまで、何がどういう順で運ばれているのか。

いちばん最初にネットワークを置いたのは、すでに毎日使っているものだからだよ。ブラウザにアドレスを打ち、ページが返ってくる。この往復の中身を知ると、これまで書いてきたコードの立っている場所が見えてくる。

ここで扱うのは大きく4つ。どうやって相手を指すか(IP アドレスとポート番号)、どういう約束事で話すか(HTTP・DNS・TCP・UDP といったプロトコル)、つながらないときどう調べるか(ping や arp)、そして1回の往復で何がやり取りされているか(リクエストとレスポンス)。

この章がとくに効いてくるのは、エラーの読み方だよ。「サーバに接続できません」と出たとき、名前が引けていないのか(DNS)、道が通っていないのか(IP)、相手の窓口が閉じているのか(ポート)で、やることはまったく違う。層に分けて考えられると、当てずっぽうに設定をいじる時間が消える。

覚えることは多いけれど、難しい理屈はほとんど無い。決めごとの集まりだから、どの場面の決めごとなのかを分けて置くのがコツ。層という考え方はそのための道具だよ。

演習は基本情報技術者試験の過去問をそのまま出している。試験の問題は、まちがえやすいところを狙って選択肢が作られているので、迷った選択肢こそが自分の穴だよ。答え合わせのあとの解説では、なぜ他の3つが違うのかまで書いてあるので、そこを読んでほしい。

この章のレッスン

層とプロトコル

  1. 01ネットワークの層とプロトコルブラウザに入力したアドレスが、どういう約束事の積み重ねでサーバまで届くのかを知る。 問題へ

アドレスと経路

  1. 02IP アドレスの数え方アドレスのどこまでがネットワークで、どこからが機械なのか。使える個数の数え方と、足りないアドレスのやりくり。 問題へ

頼む側と応える側

  1. 03クライアントとサーバの往復ブラウザは何を頼み、サーバは何を返しているのか。1往復の中身と、その往復を軽くするための工夫。 問題へ

つぎは「セキュリティ」。暗号とハッシュ、本人確認のしかた、攻撃の手口と防ぎ方。