Fulfledge について
「PC がなくても、プログラミングは始められる」を当たり前にするために作っている学習アプリです。
何を目指しているか
プログラミングを学びはじめるときの壁は、たいてい文法ではありません。開発環境を用意すること、そして机に向かうまとまった時間を確保することです。この2つがそろわないまま、「やってみたい」が消えていくのを何度も見てきました。
Fulfledge は、その2つを最初から要求しません。インストールも設定も不要で、スマートフォンのブラウザを開けばすぐにコードを書いて動かせます。通勤電車の10分、寝る前の5分といった細切れの時間が、そのまま学習の時間になります。
どう学ぶか
1つのレッスンは「読む」で終わりません。短いスライドで概念を1つだけ受け取ったら、すぐに自分の手でコードを書きます。書いたコードはその場で動き、まちがえていればエラーがそのまま表示されます。
- インプット — スライド数枚で、扱う概念は1つだけ
- アウトプット1 — 書き方をなぞる基礎問題
- アウトプット2 — 自分で考えて書く練習問題
エラーメッセージは日本語に言いかえたりせず、ブラウザが出したそのままの形で見せています。実際の開発で出会うのはこのメッセージなので、早いうちから読めるようになってほしいからです。
いま学べること
現在は 10 コース・476 レッスン・5987 問を公開しています。
- JavaScript — プログラミングの考え方を身につける
- Python — 記号の少ない書き方で、プログラミングの考え方を身につける
- TypeScript — JavaScript に型を足して、動かす前にまちがいを見つける
- HTML & CSS — Webページの見た目をつくる
- TODOアプリを作る — HTML・CSS・JavaScript を1つにして、はじめての「動くアプリ」を作る
- SQL — データベースをあやつる
- ITの基礎知識 — コードの下で何が起きているかを、基本情報の過去問で確かめる
- Webアプリのしくみ — ブラウザとサーバのあいだで、何が行き来しているのかを読む
- コマンドライン — ブラウザの中の本物の Linux に打って、ファイルの居場所を掴む
- Git — commit を残し、いつでも安全に戻れるようにする。branch を分け、remote で共有し、Pull Request でレビューを受ける。
答え合わせのないプレイグラウンドもあります。レッスンで覚えた書き方を試したり、わざとエラーを出して読み方に慣れたりする場所です。
学びの道すじ
目指しているのは、就職活動で見せられるポートフォリオを自分の手で作れるようになることです。そこまでの道のりを、次の順に用意していきます。
- JavaScript または Python でプログラミングの考え方を身につける
- TypeScript で、型のある書き方を覚える(できる人はチャレンジ)
- HTML と CSS で見た目のつくり方を覚える
- TODO アプリを自分のパソコンで作ってみる
- SQL でデータの扱い方を学ぶ
- IT の基礎知識を、基本情報技術者試験の過去問で確かめる(できる人はチャレンジ)
- TODO アプリにデータベースを組み込み、サーバーとクライアントを知る
- コマンドラインで、Linux のファイルと権限の扱いを覚える
- Git で、変更の記録と共同開発のやり方を覚える
- フレームワークを使って、ポートフォリオを作りあげる
「できる人はチャレンジ」と書いた単元は必修ではありません。飛ばして次へ進んでも、あとから戻ってきてもかまいません。TypeScript は、現場の JavaScript が実質 TypeScript になっているので、フレームワークに入る前には通っておきたい単元です。
前半はアプリの中だけで完結します。後半は自分のパソコンでの開発に移っていきます。Fulfledge は入口であって、ここで終わる場所ではありません。
大切にしていること
- 読む時間より書く時間を長く — 説明を増やすより、手を動かす回数を増やします。
- 1レッスン1概念 — 「できた・できない」が自分で分かる大きさに刻みます。
- まちがいも教材 — エラーも不正解も隠さず見せ、ヒントで自分で解けるところまで導きます。
- スマホが主役 — すべての画面と操作を、スマホの縦画面を基準に設計しています。
- 教材はすべて書き下ろし — 文章もコード例も、他の教材からの引き写しはしていません。
教材の作り方
教材の正確さを保つために、次のやり方で作り、公開しています。
- 教材は日本語で書き下ろし、英語版はその訳として作っています。どちらも、他の教材の文章やコードを転載することはしていません。
- 参考にした学習サイトや書籍は、扱う順番と1回に扱う量の物差しとしてだけ使っています。
- すべての演習の模範解答は、公開する前に実際に動かして、期待どおりの結果になるかを機械で確かめています。JavaScript・Python・TypeScript・SQL は実行して出力を比べ、コマンドラインは本物の Linux に1問ずつ打ちこんで確かめます。
- ITの基礎知識コースの問題は、IPA(情報処理推進機構)が公開している基本情報技術者試験の過去問を、出典を明記して使っています。解説はすべて書き下ろしです。
- 教材のまちがいに気づいたら、お問い合わせから知らせてください。確認して直します。
更新履歴
- 2026-09-20
- ガイドを公開(スマホだけで学ぶ方法・JavaScript の学び方・各コースで身につくこと)
- 2026-09-19
- JavaScript に「データの道具箱」「時間のかかる処理」の2章、TypeScript に実務で使う型の3章、TODO アプリに入力の検証とイベント委譲の2章を追加
- 2026-09-16
- Git コースと TODO アプリ制作コースを追加
- 2026-09-14
- Python コースを12章まで書き上げ。エディタが全角の記号を見つけて知らせるように
- 2026-09-09
- 解いた問題を日をおいて出し直す復習機能を追加
- 2026-09-08
- 独自ドメイン fulfledge.app へ移転。スライド1枚・問題1つを URL で共有できるように
- 2026-09-07
- 英語版を公開
- 2026-08-24
- サービス名を Fulfledge に変更
- 2026-08-23
- Webアプリのしくみコースを追加
- 2026-08-21
- TypeScript・ITの基礎知識・コマンドラインの3コースを追加
- 2026-08-20
- Python コースを追加
- 2026-08-19
- JavaScript・HTML & CSS・SQL の3コースとプレイグラウンドで公開を開始
運営者
- 運営者
- Fulfledge
- 連絡先
- fulfledge.app@gmail.com
- 運営開始
- 2026年
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